2 0 16
Corporate Social Responsibility Report
作成目的
本報告書は、持続可能な社会の実現に向けて、当社が 行っているCSR(企業の社会的責任)の活動内容や考え方 などについて、ステークホルダーの皆様にご報告し、コミュ ニケーションを深めることを目的に発行しています。
対象の範囲
原則として、東武鉄道株式会社を報告対象とします。財 務状況、社会・環境の取り組みについては、グループ会社 の内容も対象としています。
報告対象期間
2015年度(2015年4月1日∼2016年3月31日)を対 象期間としましたが、一部対象期間外の内容も含まれま す。
発行頻度 年1回
参照したガイドライン
GRI (Global Reporting Initiative)の「サステナビリティ レポーティングガイドライン第4版」、環境省「環境報告ガ イドライン2012年版」を参照しました。
目次・編集方針 ごあいさつ 会社概要
経営理念・経営方針 企業の社会的責任
東武グループ中期経営計画
社会とのかかわり
特集1 訪日外国人に対する沿線への誘い ∼お客様との絆をより広く∼ 特集2 SL復活運転プロジェクト ∼地域社会との絆をより深く∼ 1 安全・安心・快適への取り組み 2 コミュニケーション
3 地域社会への取り組み 4 従業員への取り組み
環境配慮の取り組み
特集3 エコツアーの開催 ∼環境によりやさしく∼ 1 環境に対する考え方 2 鉄道事業における取り組み 3 分譲事業における取り組み
4 東京スカイツリータウン における取り組み 5 その他の取り組み
6 環境マネジメントシステム 7 環境負荷データ
コーポレート・ガバナンス
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 01
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●発行時期
2016年11月(次回予定:2017年11月)
●作成部署
東武鉄道株式会社 広報部 東京都墨田区押上二丁目18番12号
●お問合せ先
東武鉄道 お客さまセンター 営業時間:8:30∼19:00
(年中無休 ただし年末年始を除く) 電話番号:03-5962-0102
本書掲載の記事、写真、イラストの無断転載を禁じます。 ⒸTOBU RAILWAY CO.,LTD.2016
表紙の写真
東京スカイツリー®と特別塗装列車「日光詣スペーシア」、
東武ワールドスクウェアに展示されている台北101と台湾鉄路管理局自強 号「普ぷ悠ゆ瑪ま」のデザインに変更した特急「りょうもう」
当社は、一般社団法人日本印刷産業連合会によるGP環境 準大賞を昨年に引き続き、受賞しました。
これは、印刷物の総合的環境配慮をしている印刷所として 認定を受けた印刷所(グリーンプリンティング認定工場)を選 択するなど印刷物の環境配慮に積極的に取り組んだ企業等 に贈られるものです。
ステークホルダーの
皆様からの信頼に応える
企業グループをめざします
ご あ い さ つ
東武鉄道株式会社 取締役社長
【はじめに】
今日、企業が永続的に発展・成長するためには「企業の社 会的責任( CSR)」という視点が欠かせなくなり、社会との共 生が求められております。また、地球温暖化防止や持続可能 な循環型社会の構築など、環境保全は国境を超えた人類共 通の課題となっております。
これらを踏まえて、当社における社会とのかかわりと環境 配慮の取り組みについて、本報告書で紹介させていただき ます。
東武鉄道を含む東武グループは、鉄道事業を中心に、「運 輸」「レジャー」「不動産」「流通」などの各部門において、 沿線地域等の皆様と長年にわたる信頼関係を構築し、各種 事業のサービスを展開していくことで社会に貢献するという 理念・方針のもとに、企業の社会的責任を果たしてまいりま した。
【社会とのかかわり】
社会とのかかわりにつきましては、鉄道事業においては 「安全」を基軸に、安心・便利で快適なサービスを提供する ことを社会的使命と考え、相互乗り入れによるシームレスな ネットワークの構築と所要時間の短縮、バリアフリー化の推 進、事故防止のための設備の充実などに努めるとともに、お 客様や沿線にお住まいの皆様に鉄道を安全にご利用いただ くための啓発活動を広く行っております。また、外国人旅行 客に向けた観光キャンペーンの実施やSL復活運転への挑戦 など、沿線自治体その他協力会社のご支援をいただきなが ら、沿線の魅力の発信に注力しております。
開発事業および東武グループ各社の事業においても、そ の多くが沿線地域にお住まいの皆様の日常生活をサポート することを目的としておりますので、各事業およびグループ 各社が本業を誠実に遂行していくことが、東武グループの CSRの中核をなすものと考えております。
【環境配慮の取り組み】
環境配慮の取り組みにつきましては、鉄道事業において は、マイカー等と比較するとエネルギー効率が高いという鉄
道の環境優位性を活かすべく、身近な環境対策として鉄道 利用を促すことにより、社会全体の環境負荷低減への寄与 をめざしております。
一方で、鉄道は環境にやさしい輸送手段であるとはいえ、 多くの電力を消費することも事実であり、安全対策やバリア フリー化での機器増設などエネルギー消費量の増加が見込 まれる側面もあるため、環境負荷低減策として省エネルギー 性能に優れた車両の導入などの施策に取り組むなど、CO₂ 排出量の削減に努めております。
開発事業においては、「ソライエ清水公園アーバンパーク タウン」の戸建分譲や「ソライエ船橋塚田」「ソライエ若葉」 ほかのマンション分譲などにおいて、積極的に緑を取り入れ るなど環境に配慮した取り組みを進めております。
グループ事業においては、本年稼働を開始した高柳(千葉 県柏市)を含む8か所で大規模太陽光発電事業を展開し低 炭素化の促進を図るなど、地球温暖化防止をはじめ、持続可 能な社会の構築に貢献するよう、グループを挙げて環境保 全への取り組みを推進しております。
【東京スカイツリータウンⓇ】
「東京スカイツリータウン」は、来年5月で5周年を迎えます。 「東京スカイツリーⓇ」は電波塔として、鉄道と同様に重要な
社会インフラ機能を有していることから、その役割を50年、 100年と守り続けていくことが東武グループの使命と考え ております。また、技術面においては東武エネルギーマネジ メントが運営する「東京スカイツリー地区熱供給施設」が、 東京都環境確保条例における「トップレベル事業所」に認定 されるなど、東京スカイツリータウン全体で優れた環境保全 への取り組みを推進しております。今後も、これまで以上に 環境面での運用改善を図りつつ、東武沿線全域の活性化、 ひいては観光立国日本の世界的名所として、日本全体の活 性化に貢献できるよう努めてまいります。
■
事業概要
鉄道をはじめとして、分譲・賃貸・レジャー等 、様々な事業に取り組んでいます。分 譲 賃 貸
レジャー事業 戸建分譲 マンション分譲 賃 貸 レジャー
東武鉄道の鉄道路線網は東京 、千葉 、埼玉 、栃木 、群馬の 1 都 4 県にわたっています。浅草を起点として埼玉県東部を 通り、栃木県 、群馬県 、千葉県に広がる東武スカイツリーラ イン・伊勢崎線 、日光線 、東武アーバンパークライン(野田線) 等と、池袋を起点として埼玉県の中央を西北に延びている東 上線等から成り、全線の営業キロは 463.3km で 、1 日平均 242 万人のお客様にご利用いただいています。
東武鉄道の分譲・賃貸・レジャー事業は 、いずれも広範囲 な地域にわたって都市環境の改善を図り、消費構造の多様化 に対応した複合的な事業展開を行う等 、デベロッパーとして その機能を大いに発揮し、新しい街づくりを進めています。
●運 輸 産 業 バス/タクシー /貨物運送
●レジャ−産業 遊園地・動物園/旅行/ホテル/タワー ●不 動 産 業 不動産/造園/建設/建物管理/熱供給 ●流 通 産 業 百貨店/ストア/飲食/駅売店/
コンビニエンスストア
駅 車 両 線 路 電 気
鉄道事業
東武グループは、東武鉄道と東武鉄道指定 の87社をあわせた計88社(2016年3月現在) から構成される企業集団です。グループ各社 の事業分野は、「運輸」「レジャー」「不動産」「流 通」の4産業部門に大別されます。
グループ 事業
社 名 東武鉄道株式会社
TOBU RAILWAY CO.,LTD. 設 立 1897 年(明治 30 年)11 月1日 本 社 〒131-8522
東京都墨田区押上二丁目 18 番 12 号 U R L http://www.tobu.co.jp/
資 本 金 1,021 億 3,597 万 1,747 円 代 表 者 取締役社長 根津嘉澄 営業収益 2,226 億円(単体) 株式上場 東京証券取引所第一部
事業内容 鉄道事業・分譲事業・賃貸事業・ レジャー事業・その他
従業員数 3,469 名(単体)
(百万円)営業収益の推移 単体 連結
(年度) 800,000
600,000
400,000
200,000
0 2011 2012 2013 2014 2015
(年度) 2011 2012 2013 2014 2015
(年度) 2011 2012 2013 2014 2015
543,407 577,223
212,399
593,649
221,847 229,453 221,825 222,617 583,268 574,334
(人)従業員数の推移 25,000 20,000 15,000 10,000 5,000 0
4,621 4,561 4,315 4,305 3,469 19,559 19,770 19,799
(百万円)親会社株主に帰属する当期純利益、当期純利益の推移 50,000 40,000 30,000 20,000 10,000 0 16,019 28,648 11,379 17,824 20,188 30,653 27,277 31,521 20,010 22,361 18,629 18,948
お客様の暮らしに密着した事業を通じて沿線地域の発展に貢献する企業グループとして、安
全・安心を根幹に「運輸」
「レジャー」
「不動産」
「流通」等の事業を多角的、複合的に展開します。
お客様の視点に立ち、質の高い先進性や独創性あふれるサービスを提供し、活力に富んだ暮
らしやすく訪れたい東武沿線の実現をめざします。
事業を通じて安定的に利益を創出しながら、環境にも配慮した経営を進め、お客様の生活を
担う企業グループとして地域社会とともに持続的に発展することにより、企業の社会的責任を
果たします。
東武グループでは、
「奉仕」
「進取」
「和親」を経営の拠り所としています。
「奉仕」
東武グループは、東武グループの全ての事業が社会に支えられていること
を深く自覚し、豊かな社会の実現に貢献します。
「進取」
東武グループは、現状に甘んじることなく、常に研鑽に励み、時代を切り開
く開拓者精神をもって新たな挑戦を続けます。
「和親」
東武グループは、人の和や環境との調和をもとに事業の発展と従業員の幸
福を図り、社会の進展に寄与します。
東武グループ経営方針
東武グループ経営理念
企業の社会的責任
東武グループのCSR
東武グループのステークホルダー
東武鉄道を中心とする東武グループは鉄道事業を核と して、運輸、レジャー、不動産、流通等の各事業を展開して います。
現在、企業に対しては、「企業価値の増大や利益の創出 を図りながら、社会に対して果たすべき役割がある」とい う、いわゆる「企業の社会的責任」に対する要請が高まっ ています。民営鉄道各社は、従来から地域社会の発展とと もに成長するという事業モデルを展開してきましたが、東 武グループにおいても、「雇用」、「納税」、「配当」という基 本となる企業活動の目的に加え、「安定したサービスの提 供」、「沿線開発の促進」、「生活関連事業の展開」、そして「こ れらによるさらなる雇用の創出」等、様々な形での社会的 責任を果たしてきました。
また、地球温暖化防止という観点では、鉄道はマイカー
東武グループでは、様々なステークホルダーの皆様とのコミュニケーションを通じて企業の社会的責任への取り組みを積 極的に推進しています。
等と比較すると単位あたりのエネルギー効率が高く、環境 にやさしい交通手段であり、この環境優位性はより多くの お客様にご利用いただくことで高まることから、なお一層 の利便性・快適性の向上に努め鉄道利用を促すことで、社 会全体の環境負荷低減に寄与することをめざしており、こ のことも鉄道事業者の社会的責任の1 つと認識していま す。
今後とも東武グループでは、コーポレート・ガバナンス 体制の充実とコンプライアンス経営体制等の内部統制シ ステムの強化徹底を図り、企業の社会的責任への取り組み を企業価値向上のために積極的に推進し、ステークホル ダーの皆様からの支持が得られる企業グループをめざし ていきます。
従業員
投資家
取引先
東武
グループ
お客様
地域
社会
主な対話方法
●東武鉄道お客さまセンター ●安全報告書
●東武ファンフェスタ・各種イベント活動
●住みかえ支援事業「マイホーム活用パートナー」 ●住まいと暮らしの「Solaie 楽部」
●東武キッズサイト「TOBU BomBo Kids」 ●ニュースリリース
●各駅パンフレット「声のたより」 ●マナー等ポスター
●広報誌・情報誌
(マンスリーと∼ぶ、トウブマルコ、ゆあ東上) ●東武鉄道のホームページ
主な対話方法
●会社要覧
●東 武 鉄 道 の ホ ー ム ページ
主な対話方法
●社内報「東武」
●グループ報「TOBU GROUP」 ●家族職場参観
●東武グループ in ファミリーネット ●コンプライアンス相談窓口 ●東武鉄道のホームページ
主な対話方法
●各種イベント活動
●東武沿線少年野球・サッカー大会 ●住みかえ支援事業「マイホーム活用
パートナー」
●住まいと暮らしの「Solaie 楽部」 ●広報誌・情報誌(マ
ンスリーと∼ぶ、 トウブマルコ、ゆ あ東上)
●東武鉄道のホーム ページ
主な対話方法
●株主総会 ●株主施設見学会 ●会社要覧 ●各種開示情報 ●決算説明会 ●IR
基本戦略
経営理念、経営方針のもと、中長期にわたり経営基盤を強化し、さらなる企業価値向上を図るた
め、以下の4つの基本戦略による「東武グループ中期経営計画」を策定しています。
今後想定される人口減少社会や社会構造の変化等に 対応し、安全輸送とお客様のニーズに合った質の高い輸 送サービスを提供することで、鉄道需要を拡大します。
○東武アーバンパークラインの利便性・快適性の向上 ○質の高い輸送サービスの提供
○安全性の向上
沿線居住者やお客様に対して、地域資源を活かしつ つ、鉄道事業と各事業との相乗効果を発揮した魅力ある サービスを提供することで沿線の価値向上を図ります。 また、各事業においては、少子高齢化など経営環境の 変化に対応し、利益を確実に創出し続ける効率的で強固 な経営基盤を構築するとともに、グループ各社・各事業 の自主自立経営や競争力の強化によりグループ全体の 収益性向上をめざします。
○沿線拠点の強化
○駅直結・駅スペースを活用した商業施設の魅力向上 ○定住化促進と生活支援事業の展開
東京スカイツリータウン® は観光立国日本のシンボ ルとして「にぎわい」と「活力」を継続すべく、安定した顧 客づくりと新たなマーケット開拓による来場者の維持拡 大に向け、積極的な販売促進施策を展開します。
○東京スカイツリータウン来場者の維持拡大 ○地域との連携によるエリア全体の活性化 ○東武グループ各社による収益拡大
世界遺産の日光や、世界中から注目を集める東京スカ イツリータウンなどの観光資源を活かして、国内のみな らず、世界に目を向けた誘客施策を展開します。また、地 域の観光資源の活用や新たな観光資源の発掘など、沿 線の自治体とも連携しながら交流人口の増加につなげ ます。
○訪日外国人観光客向けサービスの拡充 ○日光・鬼怒川地区等沿線観光地の活力創出
鉄道事業の利便性・安全性の向上
沿線の生活価値の向上
東京スカイツリータウン
®の継続的な収益力強化
観光戦略の展開
1
3
2
4
●
4つの基本戦略
の実践
東武グループ中期経営計画
<2014∼2016>
営業利益
560
億円
営業利益
650
億円
売上高
営業利益率
9.4
%
売上高
営業利益率
10
%以上
当期純利益
315
億円
当期純利益
320
億円
有利子負債/
EBITDA 倍率
7.1
倍
有利子負債/
EBITDA 倍率
7
倍程度
2013(平成25)年度の連結経営成績
訪日外国人に対する沿線への誘い
∼お客様との絆をより広く∼
少子高齢化の進行に伴い国内人口は減少を続ける中、訪日外国人旅行客の数は増加の一途をたどっており
ます。関東民鉄最大の沿線を礎に多くの観光資源を有する東武グループにとって、これらの状況は非常に強
い追い風であり、またとないチャンスが到来しているといえます。東武グループでは今後も沿線自治体等と
連携を図りながら、訪日外国人とのコミュニケーションを強化し、さらなる交流人口の増加と地域の活力の
創出をめざしてまいります。
SNS
インバウンドパス&
外国人案内所のリニューアル
外国人向け企画乗車券を 改良するとともに、浅草駅 の外国人旅行センターを拡 張・リニューアルしました。若年層を中心にした誘客 のため、ブロガーやSNSを 用いた情報発信を実施して います。
特集
1
社会とのかかわり
社会とのかかわり ● 2016 TOBU Corporate Social Responsibility Report
英語教育
メディア
ガイドブック
Wi-Fi
旅行博
TOBU OISHII MATSURI
鉄道事業に携わるすべてのスタッフへ、英会話研修 を実施しました。
海外メディアに対し季節 の沿線情報を定期的に配信 しているほか、訪日旅行客 の多い台湾の台北市に支社 を開設するなど、現地旅行 会社やメディアへの情報発 信力の強化に努めています。
ガイドブックにおいて、東 武グループ事業エリアの掲 載を充実させることにより、 台湾・香港・タイ等からの訪 日ビギナーの誘客を図って います。
フリーワイファイの設置 駅を122駅に順次拡大。訪 日外国人が、観光地検索や SNS投稿がしやすくなるよ う環境整備を進めています。
台湾・香港・タイの旅行博 に出展、現地の方々に直接 PRするほか現地旅行会社へ の営業を積極的に行いなが ら東武グループ事業エリア の知名度向上をめざしてい ます。
東武沿線の飲食店との協 業により、訪日外国人に対 し、沿線への誘致キャンペー ンを実施しました。
特集 1
SL復活運転プロジェクト
∼地域社会との絆をより深く∼
「鉄道産業文化遺産の復元・保存」と日光・鬼怒川エリアを中心とした新たな「地域の観光活力創出」を目指
し、地域や関係鉄道事業者様のご協力を得て「SL復活運転プロジェクト」が実現へと向けて動き出しました。
【SL復活運転プロジェクトの目的】
日光・鬼怒川エリアを中心とした新たな「地域の観光活力創出」
奥深い歴史と文化、それを育んできた豊かな自然が共存する日光・鬼怒川エリア。沿線地域の足としての役割 を担う当社は、この地域と共に歩んでまいりました。沿線地域の人口減少や社会構造の変化等により、地方創生 に向けた動きが進む中、SL復活運転という鉄道会社ならではの事業に挑戦することで、地域と手を取り合い、日 光・鬼怒川エリアの観光活力創出ひいては栃木・福島エリアの支援・活性化に貢献してまいります。
「近代化産業遺産」としてSLの保存・活用
我が国の近代化に貢献した産業、交通・土木遺産は「近代化産業遺産」と総称されていますが、この中には歴 史的な鉄道車両や駅舎、橋梁、トンネルといった鉄道産業文化遺産も多く含まれています。博物館を有する「東 武」の特性を活かし、こうした「近代化産業遺産」の保存・活用を推進するために「活用なくして保存なし」とい う考えのもと、約50年ぶりとなるSLの「復活運転」を推進していきます。
社会とのかかわり ● 2016 TOBU Corporate Social Responsibility Report
【運転計画概要】
【車両計画】
【SL検修員・乗務員の養成】
【施設計画】
運転開始予定時期 2017年夏 運転日数 土休日を中心に年間最大140日程度(1日3往復程度)
所要時間 約35分/片道 運転予定区間 東武鬼怒川線 下今市∼鬼怒川温泉間
特集 2
東武日光
下今市 鬼怒川温泉
至 会津田島
至 浅草 新高徳 小佐越
大桑 大谷向
12.4km
鉄道産業文化遺産の復元・保存に ご賛同いただいた全国の鉄道会社 からのご協力を得て、車両を貸与・ 譲渡いただき、運行します。
スハフ14-1・14-5、オハフ15-1、オハ14-1
オロ12-5・12-10/6両/JR四国 ヨ8634/1両/JR貨物 C11-207/1両/JR北海道
ヨ8709/1両/JR西日本 DE10-1099/1両/JR東日本
(1)転車台の設置
JR西日本が所有する、かつて国鉄で使用していた長 門市駅転車台および三次駅転車台を譲渡いただき、そ れぞれ下今市駅、鬼怒川温泉駅に設置します。 検修員および乗務員の養成については、JR北海道、
秩父鉄道、大井川鐵道、真岡鐵道の4社にご協力いただ きながら教育訓練を進めています。
(2)南栗橋SL検修庫の新設
SL復活運転にご協力いただいた関係各社から託され た想いを受け継いで、SLをはじめとする保守技術の継 承・伝承に挑戦していきます。
蒸気機関車 ディーゼル機関車
三次駅転車台
南栗橋SL検修庫
長門市駅転車台
客車 車掌車 車掌車
北海道にてSL研修作業中
安全・安心・快適への取り組み
1
当社では、安全に関する基本的な考え方として、
「安
全管理規程」において「安全方針・安全行動規範」を定め、
「輸送の安全」を確保するために安全管理体制の確立
に努めています。
当社の安全に関する取り組みの詳細については「2016 安全報告書」をご覧ください。 当社ホームページ( http://www.tobu.co.jp/ )からご覧いただけます。
【鉄道事業設備投資計画2016】
▶設備投資総額
357
億円▶うち安全投資額
255
億円(71%)当社は、「社是・信条」を基に、次に掲げる方針に従い、 お客様への「安全・安心」を確実なものとする。
1 「安全は東武グループすべての事業の根幹である」との 信念のもと「安全を最優先」し、「信頼される東武鉄道」 をめざす。
2 「東武グループコンプライアンス基本方針」の精神に 基づき、関係法令および規程等を遵守する。
3 「安全対策に終わりはない」ことを常に念頭に置き、安 全推進体制の継続的な見直しを進める。
4 役職員一人ひとりが気付きの感度を高め、自ら考え、 自ら行動することにより安全文化を創造していく。
2015年度は安全重点施策を以下のように定め、重点的 に取り組みました。
1. 安全文化の創造
(1) 各職場における安全推進活動等のさらなる推進 (2) 「安全のたね(ヒヤリハット)」情報の分析とそこか
ら得た対策の推進 2. 安全管理体制の充実
(1) 「事故の芽」等事例の活用による再発防止 (2) 人材の育成、技術の伝承
(3) コミュニケーションのさらなる充実 (4) 保守管理体制のさらなる充実
3. 安全性向上施策の推進
(1) 駅および踏切における安全性向上
(2) 自然災害・テロ等に対する安全対策の推進 (3) 可動式ホーム柵導入の推進
1 役職員全員は、一致協力して輸送の安全の確保に努め ます。
2 輸送の安全に関する法令および関連する規程等をよく 理解するとともにこれを遵守し、忠実かつ正確に職務 を遂行します。
3 常に輸送の安全に関する状況について、把握するよう 努めます。
4 憶測に頼らず必要な確認の実行に努め、判断に迷った 時は、最も安全と思われる取り扱いをします。 5 事故・災害等が発生した場合、組織や職責に拘ること
なく、その状況を冷静に判断し、人命救助を優先に行 動し、すみやかに安全適切な処置をとります。
6 輸送の安全に関する情報は漏れなく迅速、正確に伝え、 情報の共有化に努めます。
7 常に輸送の安全に関し、問題意識を持ち、必要な対策 を実施するよう努めます。
8 輸送の安全に関する知識・技能の習得・習熟に努めます。
安全方針
安全・安心・快適への取り組み
1
可動式ホーム柵は、駅ホームの転落防止等、さらなる安全 性向上を目的に設置するもので、国土交通省から示された 「ホームドアの整備促進等に関する検討会」の整備方針に基 づき、1日の利用者数10万人以上の駅が対象となります。 当社としては東武アーバンパークラインの船橋駅、柏駅に引 き続き、2016年3月26日より東上本線の和光市駅で使用 を開始しました。
今後、川越駅への設置を推進していくほか、その他の駅に ついても検討を進めていきます。
【竹ノ塚駅付近高架化工事】
東武スカイツリーラインの西新井駅∼谷塚駅間において、 足立区が施行する都市計画事業として、2020年度の事業完 成をめざして連続立体交差事業を推進しています。
当社沿線に設置した雨量計で降雨量を観 測しており、降雨量により運転規制を実施す るとともに、盛土区間および切土区間等の点 検を行っています。その他、河川の水位や増 水の状況を確認できる河川監視カメラを新 設し、河川増水時の対応に備えています。ま た、対処が必要な箇所については排水設備の 設置や特殊な工法により、線路を支える盛土 の流出防止や法面の保護・強化等の土構造 物改修工事を実施しています。
さらに、東武スカイツリーライン とうきょうスカイツリー駅付近についても都市計画決定され、連続立体交差計画を推進 しています。今後も東武スカイツリーライン 春日部駅付近、東上本線大山駅付近をはじめ、踏切の立体交差化の推進につい て関係自治体等との協議を進めていきます。
【清水公園駅∼梅郷駅間高架化工事】
東武アーバンパークラインの清水公園駅∼梅郷駅間にお いて、千葉県が施行する都市計画事業として、連続立体交差 事業を推進しています。
可動式ホーム柵(ホームドア)の導入・推進
【安全・安心とサービス向上のための投資】
連続立体交差事業の推進
災害への備え
2016年5月29日始発列車から複々線のうち下り急行線の高架区間が使用開始
安全・安心・快適への取り組み
1
お客様が列車に乗降する際のホームから の転落防止を目的として、「ホーム下注意喚 起灯」や「ホーム端注意灯」をホームの乗車 位置付近に設置しています。
また、点滅にあわせて「足元にご注意くだ さい」という注意喚起の音声を流す装置の設 置も行っています。
車掌が列車のドアを閉めるときに、ホー ムの安全を確認しやすいよう「ホーム監視用 ITV」や「乗降視認性向上板」を設置するとと もに、ホームの照明を明るくするなど視認性 の向上を進めています。
「早期地震警報システム」は 、 気象庁から緊急地震速報が配信 され、当社沿線で大きな揺れが予 測される場合には、自動的に音声 メッセージで列車の乗務員に通報 されるしくみとなっています。音 声メッセージを受けた乗務員は直 ちに列車を停止させます。
ホーム下注意喚起灯・ホーム端注意灯
ホーム監視用ITV・乗降視認性向上板
早期地震警報システム
大きな揺れ(S波)の 前に列車を停止
当社沿線の震度を予測
気象庁
東武鉄道
音声メッセージ
乗務員による列車の緊急停止手配
国内の観測点における 初期微動(P波)の情報
緊急地震速報 早期地震警報システム
地震発生
大きな揺れ (S波)
ホーム下注意喚起灯
ホーム監視用ITV
ホーム端注意灯
乗降視認性向上板
早期地震警報システム 「転落検知マット」は、お客様がホームと列車との間に誤って転落してし
まった時に自動的に検知し、駅事務室等へ異常を知らせる装置で、ホームが 曲線であるためホームと列車の間隔が開いてしまう駅に設置しています。 また、東武スカイツリーライン 浅草駅、とうきょうスカイツリー駅、東武 アーバンパークライン 大宮駅、東上本線池袋駅の転落検知マットには、緊急 停止の警報を発信することで付近を走行している列車を停止させる機能が あります。
●
駅施設のバリアフリー化
段差の解消率
95
%利 用 者1万 人 以 上の駅における 内方線付き点状 ブロックの整備率
56
%多機能トイレ 整備率
95
%●
車両のバリアフリー化
車両のバリア フリー整備率
65
% 車いすスペース整備率
79
% 車内案内表示器整備率
71
%安全・安心・快適への取り組み
1
本格的な超高齢社会の到来や障がい者の社会参加の要請が高まる中、すべてのお客様がより快適により円滑に鉄道をご利 用できるよう、駅施設や車両のバリアフリー化を積極的に進めています。
2015年度には、和戸・南羽生・川俣・新栃木駅のバリアフリー化および車いすスペース、LCD(液晶ディスプレイ)車内案 内表示器等を搭載した新型車両(60000系)を2編成12両導入しました。
バリアフリーの推進
当社では、「バリアフリー法」の基本方針の整備目標に 沿って、エレベーター等による段差の解消を進めていま す。
2011年3月に改正された基本方針の整備対象駅(1日 あたりの利用者数3,000人以上)に対する段差の解消の整 備率は、2016年3月末時点で95%となっています。
エレベーター等による段差の解消と同様に、「バリアフ リー法」の基本方針の整備目標に沿って、多機能トイレの 設置を進めています。
整備対象駅に対する整備率は、2016年3月末時点で 95%となっています。
当社では、「バリアフリー法」の基本方針の整備目標に 沿って、車いすスペース、車内案内表示器の設置を進めて います。
両方とも満たすバリアフリー整備率は、2016年3月末 時点で約65%となっています。
なお、車いすスペース・車内案内表示器の項目別整備率 は、それぞれ79%・71%となっています。
利用者10 万人以上の駅については、P12の可動式ホー ム柵または内方線付き・JIS規格対応の点状ブロックの整 備を進め、利用者1万人以上の駅については、内方線付き 点状ブロックの整備を進めています。
エレベーター等による段差の解消
安全・安心・快適への取り組み
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快適性向上の取り組み
運行管理システムについては、東上本線・越生線(2001 年度)、野田線(2009年度)および東武スカイツリーライン・ 伊勢崎線・日光線(2014年度)に導入しています。
これにより、全線において信号制御の集中化を行い、さら なる安定輸送の確保を図っています。また、列車位置や遅延 などの情報を集約することにより、お客様に詳細な運行情報 を提供できるようにしました。
2016年3月26日、東武アーバンパークラインでダイヤ 改正を実施しました。
今回のダイヤ改正では、大宮∼春日部間の停車駅を岩槻の みとする急行列車の運転を新たに開始し、同区間の所要時間 を最大7分短縮したほか、平日における七光台∼柏行きの上 下最終列車の11∼15分の繰り下げ、平日における列車の 増発・運転区間の延長を行うなどにより、お客様の利便性向 上を図り、同路線の沿線価値向上をめざしています。 これにより、東北・上越・北陸新幹線および同日に新たに 開業した北海道新幹線やJR各線への乗換駅である「大宮」へ の速達性が高まり、また、沿線各駅へのアクセスがますます 便利になりました。
2016年3月26日、東武東上線でダイヤ改正を実施しま した。今回のダイヤ改正では、池袋発の座席定員制列車「 TJ ライナー」について、新たに朝の通勤時間帯に上り(池袋行 き)の運転を開始したほか、下り(小川町方面)のTJライナー をこれまで以上に充実させるため増発を実施しました。 また、東京メトロ副都心線・東急東横線・横浜高速みなと みらい線との相互直通運転では、日中時間帯を中心に東上線 内の急行運転を開始し、「 Fライナー」という愛称(一部列車 を除く)をつけ運転しています。
そのほか、森林公園行き下り最終列車の繰り下げ、川越市 発上り初列車の繰り上げなどにより、ますます快適で便利に ご利用いただけるようになりました。
列車運行管理システム
ダイヤ改正
東武アーバンパークラインでダイヤ改正を実施
東武東上線でダイヤ改正を実施
日頃より東武鉄道をご利用いただいているお客様をはじめ、沿線にお住まいの皆様およびその
他のステークホルダーの皆様のご期待に応えるために、お客様の声を拝聴するしくみをつくり、
サービスの改善に活かしています。
お客様の声を品質向上に活かすしくみ
お客様の声をお聞きする体制
お客様の声を踏まえた改善・広報活動
1 東武鉄道お客さまセンター
「オペレーターによる電話での対応」 2 各駅のパンフレットスタンドに設置する 「声のたより」
3 当社ホームページ( http://www.tobu.co.jp/ ) 内の「東武鉄道お客さまセンター」からアクセスする 「Webシステム」
を利用して、「お客様の声」をお寄せいただける体制を 整えお客さまセンターで取りまとめています。
2015年度は、お客様の声から改善された事例が40件ありました。また、お寄せいただいた声を参考に、お客様が安全に、 安心して鉄道をご利用いただける環境づくりをお客様と一緒にめざしていこうと、改善事例をご紹介するポスターやマナー ポスター等を作成しています。駅構内、列車内への掲示等を通じて、お客様のご理解とご協力を呼びかけています。
北千住駅のエレベーター表示について WEB遅延証明書の発行期間について
お客様の声/
「北千住駅のエレベーターの番号表示が、ホームの番線表示 と違っていて(勘違いして)、迷ってしまう。」
(番線表示とエレベーター番号 がともに数字であったため) ➡ 北千住駅のエレベーター番号
をアルファベット表記に変更 しました。(2016年3月∼)
お客様の声/
「WEBでの遅延証明書の発行期間が短すぎて大変不便だ。現 状は1週間で印刷不可になるが、過去1か月は印刷可能にし ていただきたい。」
➡ 30日間の表示に変更しまし た。(2016年3月∼)
●営業時間:8:30∼19:00
(年中無休 ただし年末年始を除く) ●電話番号:03-5962-0102
●受付内容:①特急券のご予約
②お忘れ物のお問い合わせ ③お問い合わせ
(列車時刻・運賃・沿線観光情報 ほか)
④ご意見・ご要望
▶東武鉄道お客さまセンター◀
改善事例① 改善事例②
コミュニケーション
コミュニケーション
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お客様・地域社会・株主の皆様とのコミュニケーション
東武キッズサイト“TOBU BomBo Kids(と∼ぶボンボキッズ)” を展開
東武鉄道杯の開催
日光地区におけるおもてなしの取り組み
「東武ファンフェスタ」を開催
株主様向け施設見学会を開催
本サイトは、主に小学生を対象とした参加・体験型の WEBサイトで、親子でお楽しみいただける様々なコンテ ンツを展開しているほか、参加者を募集しての体験型イベ ントなどを開催しています。
これからも東武グループ各社と連携した“東武グルー プのキッズポータルサイト”として展開することで、お客 様とのコミュニケーションを図っていきます。
次世代を担う健全な青少年の育成活動への支援と沿線地域への 社会貢献活動の一環として、東武鉄道杯少年野球・少年サッカー 大会を東武グループ社員のボランティアにより運営しています。 なお、2015年12月には、この取り組みが評価され、当社は東 京都オリンピック・パラリンピック準備局より「平成27年度東京 都スポーツ推進企業」として認定されました。
東武グループ・東武関連企業で構成される 日光おもてなしチームでは、日光地区にお越し になるお客様への「おもてなし品質向上」を目 的に各種活動を進めており、その一環として「 I LOVE NIKKOプロジェクト」を実施しています。 この夏は「 The Lucky☆NIKKO」と題して、 願いをかなえる「幸運の龍ボード」の設置や「金 の日光幸運大判うちわ」のプレゼントなどを行 うキャンペーンを東武日光駅・鬼怒川温泉駅に て実施しました。
2015年12月、東武鉄道南栗橋車両管区において「2015 東武ファンフェスタ」を開催しました。当日、会場には過去 最 高 の 約14,600人 も
のお客様にご来場いた だきました。
2016年3月、株主様に東武グループの事業内容へのご 理解を一層深めていただくため、「株主様向け施設見学会」 を東武動物公園にて開
催しました。
自分で作ったオリジナルはがきで夏のおたよ
りを書こう パティシエから教わるトリュフチョコ作り体験in川越東武ホテル
「日光詣スペーシアに新エンブレム」
日光東照宮御鎮座400年、日光山開山1250 年(輪王寺)、日光神橋1250年(二荒山神社)を 記念して社紋・寺紋をデザインした新エンブレム を掲出しました。
「日光いろは坂女子駅伝大会」 臨時列車を運行
出場する選手や監督専用の臨時列車を運行 し、また、激励のメッセージを贈るなど、大会の 運営に協力しました。
「足利市駅の列車到着メロディを “渡良瀬橋”に」
森高千里さんが、「あしかが輝き大使」に就任 したことに合わせて“渡良瀬橋”を列車到着メロ ディに導入しました。
「東武東上線 芸術のまち 池袋 駅コンサート」
東上線沿線地域の活性化、芸術・文化の振興 を図るため東京芸術劇場と連携して駅コンサー トを実施しました。
「春日部市民の日記念イベントに協賛」
春日部市民の日を記念して行われた協賛事業 の中で、「小学生バス無料乗車体験」・「バス教 室」を実施しました。<朝日自動車>
「産学連携の夏祭りイベント」
マーケティング を学ぶ 立教 大 学 経営学 部 の学生と共同で「食」を通じた夏祭りイベント 『Ennichi(縁日)@友緑地』を開催しました。 <東武百貨店>
「バスの日フェアに参加」
バスの日を記念して開催された群馬県バス協 会主催のフェアに参加し、バスの展示や「ちびっ こ運転手記念撮影会」などを行いました。 <関越交通>
「新池袋モンパルナス西口 まちかど回遊美術館」
池袋西口の文化振興の一環として地元自治 体・団体、立教大学等と共同で回遊美術館を企 画しました。<東武百貨店>
「本物の出会い栃木 春の観光キャンペーン」
栃木県・観光協会・交通事業者等が一体とな り、オール栃木で春の観光キャンペーンを実施し ました。
地域社会への取り組み
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社会とのかかわり ● 2016 TOBU Corporate Social Responsibility Report「安全」を基軸に、安心・便利で快適なサービスを提供すること、沿線地域にお住まいの皆様の
日常生活をサポートすることを目的として、様々な取り組みを行っています。
地元や各自治体・学校との連携により、観光スポット等沿線の資源を活かしたイベントの開催をはじめ、様々な取り組みを 実施し、沿線地域の活性化を図りました。
沿線地域の活性化
台湾鉄路管理局との友好鉄道協定締結を記念し たエンブレムを特急列車に掲出
「南栗橋車両工場での安全教室」
工場近隣の幼稚園児に実際の車両内において 鉄道の安全や車内マナーについて、ポスターを 用いて説明し、安全啓発を行いました。
「小学生を対象にバスの安全教室」
バスが社会において大切な移動手段であるこ とを認識してもうらため、公共交通教室を開催し ました。<関越交通>
小学校にて本物のバスを使用した体験学習を 行い、交通安全と利用促進につながる活動を実 施しました。<国際十王交通>
「沿線小学校での安全教室」
鉄道に関する安全や車内マナーの啓発を目的 として、電車の乗り方や踏切の渡り方を楽しく、 分かりやすく説明しました。
「沿線小学校での環境教育」
理科教材用の手回しモーターと電車の模型を 用いて、電車の省エネルギー性能のしくみなど 「環境負荷低減」の取り組みについて、分かりや すく説明しました。
中学生社会体験を受け入れ
毎年、定期的に中学生の社会体験を受け入 れ、乗合バスへの理解を深めてもらうとともに、 地元のバス会社に愛着をもってもらえるよう支 援しています。<茨城急行自動車>
下町エリアの活性化を目的に亀戸線で昭和30年 代の「標準色」リバイバルカラー車両を運行 東武東上線全線開通90周年を記念し、行楽列車
「フライング東上号」リバイバルカラー車両を2 編成運行
東京都豊島区の小学校 埼玉県川越市の小学校
地域社会への取り組み
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イベント列車
毎年春と秋の全国交通安全運動期間を中心に、沿線小学校などを訪問して、安全教室を実施しています。また、幼稚園児や 小学生を対象とした安全啓発活動や環境授業を行ったほか、東武グループ各社においてもバス乗車体験・乗り方教室などを実 施しています。
「日生梅島第二保育園ひびき」
(最寄駅:梅島駅)」 「日生新船橋保育園ひびき」(最寄駅:新船橋駅)」 「滑川町学童第6わくわくクラブ」(最寄駅:つきのわ駅)」
「東武グループ中期経営計画2014∼2016」における定住化促進と生活支援事業の展開の一環として、駅チカの認可保育所(2か所)および学童保育所 (1か所)を開設しました。この開設により当社の駅チカ保育所は合計10か所に、学童保育所は2か所になりました。
「障がい者支援機関・団体等と交流」
シンフォニア東武では支援学校での講話や、 実習生の受け入れ、見学会の開催など、支援機 関・団体等と積極的な交流を図っています。
「NBCテロ対応訓練を実施」
流山おおたかの森駅においてNBCテロ※の発 生を想定した訓練を行い、流山市や関係警察・ 消防等と有事の際の連携を確認しました。 ※ NBCテロ…核兵器、生物兵器、化学兵器を使
用したテロ
「駅直結型拠点病院」
地域の活性化および安全・安心・快適なまち づくりを推進するため、2017年春に曳舟駅直結 の拠点病院を開設します。
「新越谷・南越谷駅周辺 帰宅困難者対策訓練に参加」
越谷市内で震度6強の地震が発生したことを 想定した誘導訓練や情報伝達訓練などを行い、 越谷市・越谷警察署などとともに災害対応の向 上、防災意識の高揚を図りました。
「商品宅配サービス」
東武ストアでは、様々なお客様の利便性向上 のため、常温・冷蔵・冷凍商品を受付後3時間以 内にご自宅までお届けする「買い物お届け便」を 26店舗で実施しています。
「爆発物処理訓練に参加」
走行中の列車内において爆発物容疑物件が発 見されたことを想定した避難誘導、爆発物容疑 物件の除去などの訓練を行い、関係警察・消防 等との連携を確認しました。
地域社会への取り組み
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東武グループでは「安全で住みやすい東武沿線」をめざし、沿線にお住まいの皆様が必要とする「生活支援サービス」を提供 する取り組みを行っています。この他にも、沿線自治体や警察との連携により、災害発生時の帰宅困難者対策や避難訓練など を行っています。
安全で住みやすい沿線づくり
生活支援サービス
従業員への取り組み
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経営環境の変化に柔軟に対応し働きやすい職場環境をつくるとともに、従業員教育の充実を図
りながら持続的に発展していく組織の形成をめざします。
次世代育成支援対策推進法への取り組みとして、女性だ けではなく男性も仕事と家庭が両立できる環境づくりに 努めています。その結果2008年6月
13日から3期連続で、厚生労働省東京 労働局長より「仕事と家庭の両立支援 企業の認定」を取得しました。今後も 男女を問わず積極的にワーク・ライフ・ バランスを推進し、より働きやすい企 業をめざしていきます。
当社は障がい者の雇用を重要な社会的責務と認識し、障 がい種別にかかわりなく、年間を通して新規採用を積極的 に行っており、多くの従業員が現在活躍しています。 また、2007年に「障害者の雇用の促進等に関する法律」 に基づく特例子会社として㈱シンフォニア東武が認定さ れました。2016年6月1日現在、特例子会社、関係会社を 含めた障がい者雇用率は3.24%となっています(法定雇 用率2.0%)。
なお、2016年に開催された第36回全国アビリンピッ ク※(全国障害者技能競技大会)では、㈱シンフォニア東武 の従業員がオフィスアシスタント部門において、銀賞(第 2位)に輝きました。
※ アビリンピックは、障がいのある方々が日々培った技能を互いに競 い合うことにより、その職業能力の向上を図るとともに、企業や社 会一般の人々に障がいのある方々に対する理解と認識を深めても らい、その雇用の促進を図ることを目的として開催されています。
当社では、子育てを支援する社会づくりを実現させるた め、内閣府の提唱する「家族の日・家族の週間」に対する取 り組みの一環として「家族職場参観」を実施し、2015年度 は48家族185名が参加しました。
今後も「家族職場参観」を継続して実施していくことで、 未来を担う子供たちに働くことの大切さ、ワーク・ライフ・ バランスを含めた家族の絆の大切さを伝えていきます。
2007年に改正男女雇用機会均等法が施行され、労働者が性別により差別されることなく、かつその能力を十分に発揮でき る環境整備がより一層重要になりました。当社では「性的な言動をもって他の従業員を不快にし、または不利益な取り扱いを しないこと」を就業規則に定め、相手の立場に立ち普段の言動を振り返り、セクシュアルハラスメントのない快適な職場づく りに努めています。また、専用電話のほか、書面での相談にも応じられるよう「人権相談窓口」を設置し、セクシュアルハラス メントだけでなく、マタニティハラスメントやパワーハラスメント等にも真摯に迅速に誠意ある対応を行う体制を構築して います。
働きやすい職場環境
ハラスメント対策
ワーク・ライフ・バランス
家族参観
従業員への取り組み
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人材育成
2016年4月、従来からの人事部能力開発センター、鉄 道乗務員養成所、営業部トレーニングセンターを一体化し た「総合教育訓練センター」が南栗橋に誕生しました。 これまで以上に実践的かつ高度な教育を実施し、東武グ ループの社員教育の中核拠点となることをめざしていま す。
大型スクリーン2枚にCG画像を映し出し、機器操作に 応じた電気の流れなどを視覚で確認することができるワ ンハンドル車の模擬運転台を導入しました。
さらに、パンタグラフなどの可動教材を目で見える場所 に設置し、運転台との連動により実物の機器をイメージし やすくするなど、実車に近い訓練ができるようにしました。
東武グループ従業員とその家族に向けて、グループ各社のお得なサービス、商品などの情報を提供するWebサイト「東武 グループinファミリーネット」を開設しました。新たなインナーコミュニケーションツールとして活用されています。
模型車両の走行に信号機などの運転設備を連動させ、各 種信号機の現示および変化、運転方式の変更などを全体的 に見て学ぶことができる「信号連動模型教材」を導入しま した。
安全運行のしくみや異常時の対応など、より理解を深め 実際の運転業務に役立てることができます。
自動券売機や自動改札機などの駅務機器・ウォークイン カウンター・運賃表といった掲示器類を、実際の駅と同じ ように配置した「模擬駅」を設置。駅務機器の操作教育だ けでなく、お客様対応のロールプレイング教育も可能にし ました。